ポルソナーレの研究
日本人社会の人間関係が引き起こす病理の構造と歴史
「以心伝心」「口に出さなくてもわかる」「目は口ほどにものを言い」といった、見る、見られるの人間関係が、良くも悪くも日本人社会を象徴する言葉ではないでしょうか? 島国の農耕民族である日本人は、近代以前まで世間といった変化の少ない限られた社会の中で、互いの顔色をうかがいながら暮らしてきたと言えるでしょう。その結果、感情や意思を100パーセント言葉で伝えなくても、互いにわかり合えるという、良く言えば「以心伝心の人間関係」、悪く言えば「甘えと依存の人間関係」が作り上げられていったのです。
「甘えと依存の人間関係」の崩壊
明治維新以降、「言葉ではっきりと意思を伝える」欧米との交流が始まるに従い、徐々に「甘えと依存の人間関係」は通用しなくなっていきました。そして第二次世界大戦、バブルの崩壊を経て、世界的なグローバリゼーションの荒波に揉まれるようになると、日本人社会も「株の持ち合い」「終身雇用」「村社会」といった「甘えと依存の人間関係」が生み出した負の部分ととらえ客観的に問題提起をする必要に迫られることになります。
ですが、歴史的に「甘えと依存の人間関係」の考え方で醸成されてきた日本人の多くは、そうした時代のうねりとその構造を解釈そして処理することができず、結果的に様々なストレスを抱えて病んでしまったと考えられます。
ポルソナーレの研究
ポルソナーレは、「甘えと依存の人間関係」に起因する現代の日本人特有の心の病理と脳に関する研究を行なっています。
男性脳と女性脳の違い
近年、脳の研究が進むとともに人類を「人間」たらしめている最大の特徴が脳の大脳皮質にあることが解明されてきました。
大脳皮質は、音楽や絵などのイメージや五感覚の刺激など、アナログ的な認知力で記憶の働きを司る右脳、言語や論理的思考、計算などを認識して記憶するデジタル的な働きを司る左脳のふたつに大きく分けられます。ポルソナーレではこのような脳の働きの中から、男性と女性では全く異なった思考回路、つまり脳の使い方をすることに着目し、両者を「男性脳」「女性脳」と呼んでそれぞれの機能について研究しています。
男性脳と女性脳の違い

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- ・空間に対する認知力に優れている
- ・欲求や欲望に向かって行動する能力に優れている
- ・遠くの目標に向かって行動する能力を持つ

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- ・言語をつくり出す能力に優れている
- ・人間関係を作り出す能力を持つ
- ・相手が喜び、また自分も喜ぶ心情の能力を持つ
生育歴と家庭環境によって、男性にも女性タイプの脳の人はいますし、女性でも男性タイプの脳の人がいるとされます。
男性脳と女性脳の違いを把握する
男性脳と女性脳は、決して相反するものではありません。どちらの脳の働きも人間関係と生活を維持するために相互補完的に必要としています。どちらの働きが欠けていても、上手く健康に生きていくことはできません。ポルソナーレでは双方の脳の働きを把握することによって、社会の中で上手く生き抜くための手段についてアドバイスしています。
ソフトウェアとして機能する脳
これまでの研究では、脳も臓器のひとつととらえられ「ハードウェア」的な存在としてだけ研究されてきました。しかし、ポルソナーレでは時代とともに進化し、成長していく脳は、むしろ日々バージョンアップを繰り返していく「ソフトウェア」的な存在ではないかと定義づけております。ソフトウェアと同じように、脳も絶えずアップグレードを繰り返していくこともあれば、ときにはバグやセキュリティホールなどの不具合が発生することもあるのです。
ポルソナーレでは30年以上にわたって独自の研究を続けております。
脳が引き起こす停止状態、いわゆる「うつ状態」の傾向
・朝起きられない
・生活習慣がだらしなくなる
・メールの返事が書けないなど、ちょっとした行動ができない
・やる気が起きない
・憂鬱になりやすい、気分の落ち込みが継続する
・その場の空気が読めない
・たわいのないことでキレやすくなる
こんな状態に覚えはありませんか? そして自分だけで悩んで落ち込むことはありませんか? また他人に相談して「甘えているだけだ」「怠けようとしているのだろう」などと言われて、その言葉をうのみにして自分を責めたりしてしまっていませんか?
そんなに自分を責めてはいけません。上記した症状は「うつ」と言って、立派な病気なのです。人体の中でもっとも繊細で複雑な臓器である脳は、他の臓器よりも傷つきやすく病気になりやすいのです。
「うつ」が発生する原因を脳のしくみから見ると、脳幹のA6神経から発生するノルアドレナリン(緊張と覚醒を起こす伝達物質)が左脳系ではなく大脳辺縁系に働いて行動が停止する、そのような状態がすなわち「うつ」です。
あなたの「うつ」の状態とは、図2のとおりに、好き嫌いといった欲求や感情の気持ちだけで判断して行動をしている状態にあります。
脳が引き起こすトラブル「分裂病」
・人の目が気になる
・人が悪く言っているように感じる
・人の目、顔をじっと見つめ続ける
・人が自分を見ているようで怖い
あなたも思いあたるかもしれないこれらの症状は、日本人の対人意識として誰もが持っているものです。日本人は「人間関係」において、過剰なまでに人との「近い距離」を欲しがります。家族、恋人、親友、メル友などの「距離がない」関係では安心と快感が持続します。
ところが距離が離れると、たちまち見離されている、見捨てられている、将来が不安、とり残されている、など突然快感だったものが不安や恐怖などに変化する症状が出る人がいます。
このような状態を「分裂病」と呼ぶことがあります。「分裂病」という心の病は、特別な病理ではありません。「分裂病」とは言葉の「意味」を脳が自分勝手につくり変えてしまい、その言葉の「意味」どおりに「行動」することを言うのです。
現実の人間関係に距離があることがあたりまえですが、分裂病の人はこれがわかりません。脳が「言葉の意味」を自分勝手に変えて現実の人間関係や勉強、仕事に関わろうとします。これが原因で現実に対応できないのです。自分だけ損をしている、自分だけが不安を感じている、などの不安や緊張のイメージが現われてしまうのです。
分裂病は、「中隔核」(大脳辺縁系にあります。好き・嫌いなどの「生」の感情、欲求をつくる脳です)が生み出します。快感、目先の利益のイメージを、右脳のブローカーの言語野に繰り返し何度も「視覚のイメージ」として思い浮かべることによって、中隔核が分泌する脳内の最強の快感ホルモンである「ドーパミン」を生み出そうとすることを繰り返し、麻薬中毒のような状態になっていく……。つまり分裂病とは脳内に無理矢理「快感」をつくろうとする中毒症状なのです。
ポルソナーレの研究
ポルソナーレではDVDに研究結果をまとめました。上記したような心の病と脳の働きについて、より詳しく学びたい方はお問い合わせください。





